第2部 8章 ソウルフル・ブリッジプロローグ
ラーマン神殿を取り返したのも束の間、マルス達はアカネイア軍の追撃をおそれて、
カシミア海峡へと脱出した。
だが、ようやく中央の島にたどり着いたアリティア軍を新たな敵がおそう。
「アカネイア軍が北より接近このままでは包囲されます」
絶体絶命! マルス達はこの危機をたして無事にきりぬけられるのだろうか。
第2部 8章 ソウルフル・ブリッジマップ
攻略のポイント
このソウルフルブリッジには限定条件がいくつか設定してあります。
- 6ターンを過ぎるとハーディンの命令で全軍が攻撃してくる
- せいあつの場所にいるジョルジュはゴードンで説得しないといけない。
- ここでも盗賊は星のかけらを持っているので絶対に逃してはならない
- マルスは一度村を訪れバヌトゥを仲間にしてからせいあつしないといけない
- 3ターン目よりアーマーナイトと魔道士が砦から出てくる
敵部隊は非常に手強く、自軍ユニットで戦えるレベルにある者は限られています。
各ユニットが連携して攻略することが求められてしまうマップです。
一番の問題は、ゲーム開始早々カインがもたらす情報です。
敵ボスとして登場しているハーディンのパラメーターを見れば一目瞭然でしょう、グラディウスを持ち全てのパラメーターが20になったジェネラルとして登場しています。
しかも闇のオーブを持っているため、こちらの攻撃がまるで通用しないわけです。
ファイアーエムブレム初の撤退戦
いにしえの戦でも、撤退戦が一番難しいとされています。理由はなぜか?
迫ってくる敵を追い払いながら、自軍の大将を逃さないといけないわけで、頃合いを見計らって自分自身も撤退しなければならないため難しいとされているわけです。
前進の時よりもシッカリとした陣形を作っておかないと、敵にほころびを突かれ崩壊しやすい事が歴史上でも証明されています。しかも敵は上級クラスで強いときたもんだ。
それではマップを見て作戦を考えましょう。
出撃メンバーを考える
ハーディンの突撃命令が6ターン目に行われるため、6ターンの間にマルスがせいあつする場所にいなければ話しにならないわけです。ではマップを見て判断すると…
- マルスの初期配置は村から遠いが、中間地点にフィーナを配置しておけば行動力を確保出来る
- マップ下の勇者部隊とは距離が少し離れている
- マップ上(北)のパラメーターは手ヤリを装備しているので、直接攻撃で2回攻撃はしてこない
- 敵ジェネラルは5体、全てぎんのヤリを装備している。間接攻撃を織り交ぜれば倒せない相手ではない
- 星のかけらを持っている盗賊を倒す場所は勇者の行動範囲から離れた場所で倒せば問題ない
簡単ですがマップを見て以上のことが判断できます。
最初に向かって進んでくるパラディンをどう料理するか?
敵のパラディンは手ヤリを装備しています、守備力のあるユニットで手ヤリを装備していれば、むざむざダメージばかりを受けずに、少しは敵に反撃が出来るはずです。そこで、
初期配置の2番にはドーガを置き、7番目にはシリウスかドラゴンナイトになったパオラ・カチュアのどちらかが向いているということになります。ここではシリウスという事にしましょう。
2人は火竜石を持っている盗賊には目もくれず、手ヤリに持ち替えて陣形を整えるようにしたほうが良さそうです。ドーガの移動範囲に合わせて、橋を2人で並行にふさぐ形が一番良いでしょう。
後続のユニットは、ドーガとシリウスの背後にピッタリ付けることをせず、1マスはなれた場所から配置しておきましょう、これはパラディンの手ヤリ攻撃のダメージを受けないようにするためです。
2人を援護出来るように、ゴードンやライアンなどの間接攻撃が出来るユニットを、橋の近くに配置できる番号へと割り振ります。そしてマルスの行動力を回復出来る位置になる10番か15番にフィーナを配置するのも忘れずに。
マルスは急いで村へ向かいバヌトゥに火竜石を渡そう
右の村にはバヌトゥがいます、1部をクリアした方は判ると思いますが、バヌトゥはチキと比べると竜としての力はあまりありません。しかしここで敵増援の魔道士を、魔法防御5の数値を生かして数ターン抑えこむ事は出来ます。
前の章で火竜を倒した時に手に入った火竜石があるはずです、ここはバヌトゥにも火竜石を使って働いてもらいましょう。
火竜になったバヌトゥは、敵増援部隊の魔道士が接近して攻撃してくる場所に配置するとベストです。勇者相手には戦えませんが、魔道士ならばブレスが当たれば1回で倒せるので大丈夫です。
敵パラディンを倒した後はジェネラルが迫ってくる
手ヤリを持った敵パラディンを倒すと、敵のジェネラルが迫ってきます。
しかしアーマーキラーはオグマが持っている1本しかないはずです、ここの武器屋にはアーマーキラーが売っていますので、最初のターンに誰かが武器屋に入りアーマーキラーを買う(武器を4つもったドラゴンナイトが良いでしょう)マルスを動かす前にナバールがマルスに近づきアーマーキラーを輸送隊からもらうようにしましょう。ユニットを動かす順番に気をつければ、最初のターンでナバールはアーマーキラーを装備することが出来るはずです。
敵ジェネラルの進軍は、ドーガをシリウスを盾にして進み、2人の背後から間接攻撃などを織り交ぜ倒す方法が一番です。間違ってもオグマ・ナバールの特攻に期待してはいけません。
マニュアルを持ったジェネラルはあまり前には進んでこない
敵ジェネラルの中にマニュアルを持った敵がいます、しかし他のジェネラルと違って前には進んできません。そこでリンダとオグマかナバールを使い、リンダの間接攻撃からトドメをオグマかナバールで行うようにすれば楽にマニュアルを手に入れる事が出来るはずです。
攻撃を受けて少しでもHPが残っている状態の敵ジェネラルは、砦に逃げ込んでHPを回復しようとします、ハーディンの方へ逃げることはないはずですから、連携して倒してしまいましょう。
マニュアルは後で、武器レベルの低いジュリアンに使うと良いと思います。
星のかけらを持った盗賊は勇者の行動範囲外で倒す、そして敵スナイパーは動かない
星のかけらを持って逃げる盗賊は、勇者の行動範囲外で倒してしまいます、うっかり敵勇者の行動範囲内で倒してしまうと、勇者が動いてしまいますので、マップ右下に盗賊が逃れてから1発で倒せるドラゴンナイトを使って倒しておきます。
せいあつ場所にいるジョルジュの前にもスナイパーがいます、しかし近づいてもゆみの攻撃範囲でなければ攻撃をしてこないので、パラディンなどで一気に近づき倒してしまうことが出来ます。
ジョルジュをゴードンで説得しておく
敵のジェネラルを倒しスナイパーを駆除したら、残るはジョルジュのみなのですが、ジョルジュを倒さずに仲間にしてしまいます。
実はジョルジュは後でアストリアを説得出来る唯一のユニットになるからです。
勇者部隊を見るとアストリアは、メリクリソードを装備していることが判ります。
間接攻撃以外で倒すことは無理でしょうし、直接攻撃では無傷で済みそうもありません。
このアストリアの説得のためにもジョルジュをゴードンで仲間にしてしまいましょう。
ハーディンの総攻撃命令の前にマルスは橋を渡り切る
6ターン目にハーディンの総攻撃命令が出てしまいます、すると動かなかった勇者とハーディンの周りに出現したジェネラルなどが一斉に自軍に向かって進んできてしまいます。
ハーディンはマルスに対して恨み事をツラツラと話します、そして総攻撃となりますが、今まで解説していた順番で攻略しておけば、マルスはハーディンの恨み事を聞かされても、ジェイガンの言うとおりサッサとせいあつするのが正解です。