第2部 6章 悪の巣プロローグ
グルニアは解放された。
あとは、占領軍司令官ラング将軍が立てこもる、オルベルン城のみである。
ラングは、その地位を利用してグルニアの民から物を奪い娘を奪い、命を奪った。
かつてこの男ほど非道な者があったであろうか。
「ヤツだけは許せないこのぼくが、必ず倒す!」
マルス王子は、手にした剣を天にかざし、力強く命じた。アリティア騎士団、突入!!
第2部 6章 悪の巣マップ
攻略のポイント
第6章の悪の巣は2部初の場内戦になります。
ゲーム開始早々ラングとナバール?の会話がありますが、ちょっと変ですね。ナバールはちょっと置いておいてラングは援軍を要請している事がわかります。と、いうことは敵に増援部隊が出てくるということになるわけです。増援部隊が出てくるタイミングは3ターン目より、ランダムで出現してきます。
最初のターンから部隊を分けて作戦を行おう
マップを見ると左右に敵が分散していますが、壁の向こうにいる司祭以外の敵は、最初のターンからこちらへ向かって進んできます。
マップの左のアーマーナイトが6体は、中央の通路にドーガを立たせて後ろにリンダを配置すれば、敵のアーマーナイトを楽に倒せるでしょう。
またこの時ドーガにはほそみのヤリを装備させると2回攻撃を行えるだけではなく、必殺率と回避率が上がります。ほそみのヤリの2回攻撃ははがねのヤリの1回攻撃と、敵に与えるダメージは同じなのですが、必殺率と回避率が違うため、ほそみのやりの方が良いような気がします。
右の敵は魔法系の敵ですが、数が少ないのでゴードンとライアンで問題ないはずです。
魔道士が倒れたらマルスは宝を、オグマはジュリアンを連れて右の通路へ
魔道士が倒れたらマルスは宝を取りに行きましょう、ちょうど2個めの宝を取った次のターンで、敵の増援部隊が出てきます。
同時進行で先にドーガとリンダはアーマーナイトと戦っていて、オグマとジュリアンが扉に近づいた頃増援部隊が出てくるわけです。
オグマとジュリアンは右の通路へ向かうと話しましたが、これには理由があります。
3ターン目で増援が出てきます、全ユニットを進軍させていた場合、左よりも右の方が増援を防ぎやすいという事と、ナバールに扮したサムトーとすぐに対面する必要がなく、オグマで話しかけるまでにきちんと距離をとって仲間にしやすいからです。
右の扉を開けると、魔道士がいますがオグマでバッサリと切り捨てれば問題ないはずです。
また左のアーマーナイトを倒したドーガは、敵増援舞台で戦っているユニットの応援に向かいましょう。前の章で騎士勲章が手に入っているはずですから、ドーガも出来るだけLV20でクラスチェンジを行いたいですからね。
ナバールではなかった男サムトー
最初はナバールだと思われていたユニットは、オグマの剣闘士時代を知っているサムトーという男です。
サムトーの話でなぜオグマがタリスという国の傭兵なのか?またオグマの側にシーダがいると、なぜ支援効果が生まれるのかその理由が判ります。オグマのストイックさが現れている話ですが、身分の違いも痛感してしまう瞬間です…
古来剣闘士の身分は、貴族でもなく騎士でもなく奴隷でした。その奴隷の中から屈強な者を選んで剣闘士として戦わせていたわけです。
「もういいだろう…それ以上言うな!もう終わったことだ…もう……」というセリフは、とてつもなく重く響きます。
最後まで卑怯なラングはオグマで倒せ!
サムトーを仲間にして、ラングの周りのアーマーナイトを、アーマーキラーを装備したオグマでおびき出し倒していくと、最後にラングと戦うことになります。
ラングが装備している武器は手ヤリです、これではリンダでなぶり殺しにする作戦は使えません。
あなたは2部1章のロレンス将軍とオグマの会話を覚えているでしょうか?またシリウスを仲間にする時のセリフを覚えているでしょうか?
やはりラングを倒すのは、心情的に考えてもオグマしかいません。
しかし敵ボスのラングは、最後の最後まで卑怯極まりない悪の象徴になっています。
これでもか!というくらい嫌悪感を抱かせる象徴になっているわけですよね。
1部ではここまでヒドイ敵は居ませんでした、多少なりとも武門の意地を感じる将が多かったわけです。それが2部になると、ちょっと話がだいぶ変化しています。
まるで水戸黄門に出てくる悪代官のようなラングですが、これが2部の背景を象徴しているわけですね。
戦闘が終わると、ウェンデル先生が仲間になります。1部でも2部でもオーブが重要な役目を担っているという事がわかります。次はいよいよラーマン神殿ですね。